この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
みんな同じ空の下
第28章 深夜の会談
「そこまで知っているのなら話は早い。今、キオ殿が話された通り、王都への呼び戻しがかかるほどハクト様は優秀なお方です。だから側室の子にも関わらず、王城内の高官達からの評判が大層良かった。それを快く思わなかったのが、亡き王妃様の忘れ形見であるハルマ様でしてね。王太子であることの誇りと自尊心が崩れないように、腹違いの兄弟であるハクト様にああした態度を取り続けている、というわけです」
クガの説明に、リノは黙って頷いた。
「…ハルマ様は王太子ですが、ここだけの話、俺はあの方が次期王の器とはあまり思えません。今、陛下の名代として政をしているが、基本的には力のある高官の言いなりです。次代の国王となられるお方があれでは、この国の将来には憂いしかありません。どうせ仕えるなら、俺はハクト様がいいんですけどね…」
「クガ。それくらいにしろ」
ハクトが低い声で制止を促した。
/445ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ