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みんな同じ空の下
第34章 処刑
歓声も悲鳴も聞こえない。
風の音だけが、刑場を包んでいた。
ごろりと無機物のように転がったシバの生首は、簡素な台の上に置かれた。
これより三日三晩、シバの首は見せしめの意味を込めて晒されたままとなる。
「うえ…」
野次馬からは、吐き気を催すような声がちらほら聞こえた。
この日、国を良きものにしたいと願った男の命が、呆気なく散った。
それを見届けたリノは、野次馬のたかる刑場をそっと離れた。
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