この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喘ぐなら、彼の腕の中で
第5章 忘れさせて


─── 多分、少しの間意識が無かった。


「………」


脱がされていたショーツが、いつの間に……

莉央に体を起こされたときには、莉央も私も元通りの姿に戻っていた。

暗闇に目が慣れて
窓ガラスから漏れる外の光で、彼の表情が浮かび上がってきて……

「……!」


………その微笑みに目を奪われた。


「お前、最高」
「……っ」
「すげーイイ顔してた。ありがとう」


・・・は?
ありがとう?
ここでお礼?

莉央の目はキラキラと光っていて、優しい笑顔でもう一度キスをしてくる。

……あ、あなた誰……?


「莉央、別人みたいなんだけど…」

「お前も別人のようにイイ声してたぜ。体痛てぇ?」

「……痛くない」 

「気持ち良かった?」


デスクから下ろして立たせると、莉央は両手でふわっと私を包み込んだ。

……体だけの関係なのに、こんなアフターフォローまでするの?



/363ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ