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わざとじゃないの
第7章 長瀬流夜の噂
「いつ?」
「実はさ、強引にだけど、携帯の番号を交換してるんだ」
私はさりげなく質問をスルーした
博士も別に掘り返してこない。
「え、どっちから?」
「長瀬先輩が私の携帯を取って、
自分の携帯にかけた」
「マジで?!」
これには博士はかなり驚いたようだ
「え。先輩自らが番号教えてくれたの?」
「うん。なんか聞きたいことあったら電話してって。自分の名前と、高校とサッカー部って情報だけを残して立ち去ったんだけどね」
「へー・・・」
嘘は言ってないよ。
うん。
嘘は一つも付いていません。
「で、かけたの?」
「ううん、だって本当のこと言ってるか分からないじゃん?だからかけてない」
「じゃあこれが起こったのは最近のことか」
「え・・・」
「だってそうだろ?
もっと前に起こってたならもっと早く俺に聞きに来るだろうが」
確かに・・・
ちくしょー、自分で墓穴掘っちゃったぜ
もう本当のことを言うか
独り言の部分と、
ベッドへのお誘いだけを伏せて話そう
「実はさ、強引にだけど、携帯の番号を交換してるんだ」
私はさりげなく質問をスルーした
博士も別に掘り返してこない。
「え、どっちから?」
「長瀬先輩が私の携帯を取って、
自分の携帯にかけた」
「マジで?!」
これには博士はかなり驚いたようだ
「え。先輩自らが番号教えてくれたの?」
「うん。なんか聞きたいことあったら電話してって。自分の名前と、高校とサッカー部って情報だけを残して立ち去ったんだけどね」
「へー・・・」
嘘は言ってないよ。
うん。
嘘は一つも付いていません。
「で、かけたの?」
「ううん、だって本当のこと言ってるか分からないじゃん?だからかけてない」
「じゃあこれが起こったのは最近のことか」
「え・・・」
「だってそうだろ?
もっと前に起こってたならもっと早く俺に聞きに来るだろうが」
確かに・・・
ちくしょー、自分で墓穴掘っちゃったぜ
もう本当のことを言うか
独り言の部分と、
ベッドへのお誘いだけを伏せて話そう