この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
わざとじゃないの
第7章 長瀬流夜の噂
博士は他にも長瀬先輩のサッカーでのミラクルプレイなんかを熱く語ってくれたが、
正直半分は聞き流していた。
直樹のことを暴露してちょっと気分が沈んでいたけど、
長瀬先輩の話を聞いたら一気に一転した。
だって彼は私に何も嘘はついていなかったんだよ?
さて、ここで問題なのは博士に温泉でのことを言うかどうか・・・
言ってもいいんだけど、
なんだか私が軽い女に思われそうで嫌なんだ。
それに自分の中で彼にこれから連絡を取りたいかが未だによくわからない。
チャットじゃなくて電話をしなくちゃいけないっていうのも嫌だ。
声に出して直接言うほど恥ずかしいことはない。
それが目的で敢えて電話番号を交換したんだろうけどね
「で?」
「ん?」
「理央は長瀬先輩に興味あるわけ?」
「うーん、興味ってわけではないけど・・・」
「話したことあんの?」
ああ、なんて答えよう。
「ある・・・」
正直半分は聞き流していた。
直樹のことを暴露してちょっと気分が沈んでいたけど、
長瀬先輩の話を聞いたら一気に一転した。
だって彼は私に何も嘘はついていなかったんだよ?
さて、ここで問題なのは博士に温泉でのことを言うかどうか・・・
言ってもいいんだけど、
なんだか私が軽い女に思われそうで嫌なんだ。
それに自分の中で彼にこれから連絡を取りたいかが未だによくわからない。
チャットじゃなくて電話をしなくちゃいけないっていうのも嫌だ。
声に出して直接言うほど恥ずかしいことはない。
それが目的で敢えて電話番号を交換したんだろうけどね
「で?」
「ん?」
「理央は長瀬先輩に興味あるわけ?」
「うーん、興味ってわけではないけど・・・」
「話したことあんの?」
ああ、なんて答えよう。
「ある・・・」