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わざとじゃないの
第8章 セフレ
二人で自転車にまたがり、

自転車で15分くらいの所にあるスーパーに向かった


詳しくはお菓子とアイス、ジュースなどを貪り食いながら聞きたいらしいから、簡単に今日の説明をした


「えっと、直樹と別れたんだ」

「振ったの?振られたの?」

「振られたの」

「のわりに落ち込んでないのはナンパしてきた先輩のおかげ?」

「かな、多分。もともと少し冷めてきてたのもあるかもしれないけど」

「その先輩、高3?」

「うん。でも高校が違うの」

「何校?」

「白陵」


私の方をチラッと見て優奈は再び前に向き直った


「今は感想は挟まないことにする。

とにかく、忙しい1日だったのね」


「うん。

なんか色々あった」


本当に色々あった。

ビックリするくらい忙しく、

長い1日だった。


って言っても、

これから夜も長そうだけど
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