この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わざとじゃないの
第9章 練習中
早希の気遣いと、

飛鳥の明らかすぎる直樹への猛アタックもあって、

私と直樹には特に話す機会もないまま練習は過ぎていった。


実際、

走っている間に色々と考えることができて、

ちょっと頭の中が整理できたくらいだ。



時刻は11:50am。


もうそろそろ練習が切り上がるってころだった。



私は目の前にいる昨日まで彼氏だった人と、

その彼に猛アタックしている後輩と、

私と彼が別れる原因となった女友達を目の前にして、

正直長瀬先輩のことなんて忘れていた。



彼の名前を聞くまでは。



「ねぇねぇ、

入り口に立ってるのって長瀬流夜っていう白陵の高3の先輩じゃない?」


私は先輩の名前を聞いて反射的に入り口に目をやった


「うわ、絶対そうだ!

私、サッカー好きでよく試合を見に行ってたから分かる!でもなんでこんなとこいるんだろ?

サッカーの練習も今日はないのに」



私は暑さですでに真っ赤な顔が、

更に熱くなっていくのを感じた。


もしかして、

もしかしてだけど、

私?
/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ