この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わざとじゃないの
第9章 練習中
男子は一気に女子の前を駆けて行ったが、

女子の中では私と早希が他よりも少し飛び抜けて先頭をきった。


私も他の子達も息切れが半端ではない。


それでもみんな全力疾走をし、


私は先輩の方を見ずに、

真横を走る早希だけに集中し、

結局女子の2位でゴールした。



『ゔぁああああああああ』


早希と私は叫びながら地面に転がった

脚がガクガクする。


他の女子もゼェゼェ言いながらゴールし、

私たちはすぐに起き上がってゴールする後輩や同級生に水をかけてやった


チラッと先輩の方を見るけど、

私の視力では表情なんて分からない。


体は限界を感じているし、

なんとなく吐き気もするけど、

不思議とみなぎるようなパワーを感じた。



「かいさーん!」


私は大声それだけ叫ぶと、

早希の手を取って荷物を置いているところに向かう


後輩たちが先輩の所に行って声をかけるか相談しているのが聞こえたが、

あえて無視。


「誰に会いに来てんだろ、あの人」

「さあ、早希知ってる人?」

「名前は聞いたことあるけど、知らない。

理央は?」

「うん、まぁ知り合い」

「え?じゃあ理央に会いに来てるの?」

「分かんない。」
/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ