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わざとじゃないの
第9章 練習中
チャリにカバンを入れると、

二人とも無言のまま歩き始めた。


「どこ行くの?」

「え。わかんないです。どこ行きますか?」

「水分補給大丈夫?」

「あ、はい。

それは練習中にもしっかり水飲んでるんで平気です」

「午後から部活は?」

「今日はありません。

自主練です」

「そっか。」

「はい・・・」



えーーーっと、質問していいのかな


「先輩は、どうして私の高校にいたんですか?」


チラッと先輩の顔を見たけど、

特になにも読み取れなかった。


「だって昨日連絡くれなかったからさ」

「え?」

「かけてくれると思ったのに」


そこで先輩が私の方を向いたから、

私も先輩の顔を見た。


なんて綺麗なんだろ。

どうしてこんなに格好いいんだろう。


「すみません。緊張しちゃって」

「うん、いいよ。

俺もかけなかったしね。

かけて無視をされたらって思うとできなかった」


そう言って笑う先輩は本当に格好いい。


無視なんてするわけがないのに。



「だから、迷惑とは思ったけど直接会いに来た。

青山高校って初めて来たんだけどね、

まぁ運動部の練習は大抵朝から昼までで、

休憩が入るかなって。

その時に会えると思って狙ったんだ」




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