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わざとじゃないの
第11章 これから
「どのくらい私寝てました?」

「30分かな。そんな長くないよ」


私は気絶する前の記憶を必死で呼び起こしてみる


「あの・・・私って先輩が達する前に倒れました?」

「そうだね」


先輩はドヤ顔で私を見てニヤニヤしている


「勝ち誇らないでくださいよ。

一回目は先輩がさきにいったんですから」


「だからちゃんと2回目は我慢したろ?」

「私が倒れたあと先輩イケました?」


先輩は笑って言った


「大丈夫、船越がイッテる締め付けで俺もあのあとすぐイッタから。安心して」


うん少し安心。

でも完全に安心する前に・・・


「つかぬ事をお聞きするんですが・・・ゴムは?」



先輩は破られたゴムの入っていた袋をベッドサイドからとった


「・・・使ったの見たい?

ゴミ箱に入ってるけど」


「いや、それだけで十分です。」



私はちゃんと避妊できていたことに安心して、

先輩の肩にもたれかかる
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