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わざとじゃないの
第4章 険悪
「知ったりんだよバーカ」


そう言って早希はトラックからフィールドの方へ行ってしまった


「ちょい、早希!」


呆然と立ち尽くす飛鳥たちを置いて私は早希を追いかけた


「早希!」

「何も知らないくせにムカつく!

男にヘラヘラ媚び売りやがって。絶対に直樹くんを取られちゃダメ!」

「取られないよ。

あの子は発言が馬鹿だもん。ああいう子は男子に使われてポイだよ」


「理央」


直樹と長距離のリーダーがこっちに来た

「なあに直樹?」

「中距離の練習始めようぜ」


直樹は中距離のリーダー。

男女で練習を一緒にするけど、

男子の方が女子より長く走る。


「浅瀬も、長距離始めるぞ」

「分かった。女子を集める」


早希は私にちょっと微笑むと立ち上がって女子が水を飲んでいる所へ歩き出した

「じゃあ直樹、あとでな」

「おう」

男子長距離のリーダーがいなくなると直樹は私の方に向き直った


「早希どうしたの?」

「飛鳥がバカ発言した」


私はバカを強調して言った


「ああ、いいそう。アイツ頭弱そうだもん。」


やっぱお分かりになります?

そうなんですよ、頭弱いんです。


「でも可愛いよな」


はい?


「島崎ってなんかかわいくね?

目がパッチリ二重ってだけじゃなくてさ

女子だなって感じする」


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