この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わざとじゃないの
第6章 温泉
ロビーには掃除のおばさんと、

ロビーの角を曲がったところに受付のおばさんがいるだけ。


人があまりいないってちょっと安心感がある


そんなことを思いながらソファーに座り、

再放送だと思われるバラエティーのついたテレビを見ながらドライフルーツを開けた時だった



「あのー」



振り返ると高校生か大学生くらいのお兄さん

私より年は上に見える


「はい」


「突然失礼なんですけど、

他に女風呂に誰かいましたか?」


「はい?」



なに、こんな整った顔して変態?

目はくっきり二重、鼻がスッと通っていて、

髪は黒で短くも長くもない長さ


俗に言うイケメン。


「いや、あの妹を待ってるんです」


あ、そういうことか

よかった、変態じゃないのね


そうと分かれば少しは笑顔をみせてやろう


「いませんでしたよ」

「そうですか」


彼も負けじと笑顔。


美しい。

なんて美しいんだ。



そこで立ち去るのかと思いきや、

男は私の隣に座った


数多くあるソファーの中で、

しかも誰も他に座っていないのに、

このイケメンは私の隣に座ったのだ。


1人がけのソファーだけど、

ここで浮かれない女子高生がいるだろうか


/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ