この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
わざとじゃないの
第6章 温泉
「実はさ、直樹に友達に戻ろうって言われたんだよね」
「いつ?」
「今日の部活のあと」
「何があったんだよ」
「直樹に好きな人ができたらしい。なんか聞いてない?」
博士は顔を歪ませた。
本当に何も知らなかったんだろう
「ごめん、俺なんも聞かされてない」
「そっか・・・」
「相手は・・・誰か知ってんの?」
どうしよう。
名前を出してもいいのかな
さすがに名前はダメかな
「うん。実は早希らしいんだ」
結局言った。
ちょっと仕返し気分で。
「は!?早希?なんでまた・・・」
「分かんない。でももう別れたの」
「お前大丈夫?」
「私は平気。不思議とそんなにさみしくないから」
「いつ?」
「今日の部活のあと」
「何があったんだよ」
「直樹に好きな人ができたらしい。なんか聞いてない?」
博士は顔を歪ませた。
本当に何も知らなかったんだろう
「ごめん、俺なんも聞かされてない」
「そっか・・・」
「相手は・・・誰か知ってんの?」
どうしよう。
名前を出してもいいのかな
さすがに名前はダメかな
「うん。実は早希らしいんだ」
結局言った。
ちょっと仕返し気分で。
「は!?早希?なんでまた・・・」
「分かんない。でももう別れたの」
「お前大丈夫?」
「私は平気。不思議とそんなにさみしくないから」