この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
大蛇
第15章 楽園へ
「私、あなたと出会えて本当に良かったわ。
後悔なんてしていない。
私、あなたに愛されて幸せだったもの」
オルガはにっこり微笑む。
その美しい微笑に、ルロイは哀しくなる。
「オルガ、僕たちにはまだ未来があるはずだ、
考えよう、二人の明日について」
「私はもう、疲れたわ」
「オルガ、君らしくないよ」
ルロイは二人の愛のために、必死に考えた。
せっかくオルガと再会できたのに、
ここで人生を終えてしまう訳にはいかなかった。
・・・そうだ、ここではない遠くのどこかに行こう。
例えば・・・・例えばタイムはどうだろう。
あの灼熱の大地を、オルガと二人で踏めたらどんなに良いだろうか!
「オルガ、僕たちはタイムへ行こう。
誰にも邪魔されず、二人きりで愛し合うんだ!」
後悔なんてしていない。
私、あなたに愛されて幸せだったもの」
オルガはにっこり微笑む。
その美しい微笑に、ルロイは哀しくなる。
「オルガ、僕たちにはまだ未来があるはずだ、
考えよう、二人の明日について」
「私はもう、疲れたわ」
「オルガ、君らしくないよ」
ルロイは二人の愛のために、必死に考えた。
せっかくオルガと再会できたのに、
ここで人生を終えてしまう訳にはいかなかった。
・・・そうだ、ここではない遠くのどこかに行こう。
例えば・・・・例えばタイムはどうだろう。
あの灼熱の大地を、オルガと二人で踏めたらどんなに良いだろうか!
「オルガ、僕たちはタイムへ行こう。
誰にも邪魔されず、二人きりで愛し合うんだ!」