この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘く、深く、繋がって
第15章 守りたい
「迎えに来るのは今の男だろ?断ってよ。オレが送ってあげる」
「……え、遠慮します」
一見笑顔な黒田さんの右の眉が少し上がる。
「真純ちゃんってさ、ちっちゃくてふわふわしてて守ってあげたくなる感じだけど」
言葉を切って、スッと目を細めた。
「見掛けによらず根性あるよね」
「……」
「噛み付いてくるし、脅しに怯まないし」
クスッと人懐こい笑顔を見せて、その実笑っていない眼差し。
「そういう子、屈伏させたくなるんだよね。オレ」

こ、怖い

身体が固まった。頭から血の気が引いていく。
「という訳で、抵抗しても無駄だから」
スッと伸びてきた右手に頬を包まれた。肩が大きく震える。

やっ!
ヤダ、ヤダ、ヤダヤダヤダ!

逃げたいのに身体が竦んで言う事を利かない。グイッと右手を引き上げられ、意志に反して黒田さんを迎えるように唇が重なった。

イヤッ!

ヌルリと滑り込んできた舌に歯の表をなぞられて、気持ち悪い。グッと奥歯を噛み締めてやっと頭を左右に振る事が出来た。
「んん!」
でも離れたのは一瞬で、頬から後ろ頭に回された右手に頭をがっしりと固定されてしまう。また、噛み付くように唇を奪われた。
/813ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ