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甘く、深く、繋がって
第15章 守りたい
気付かれた!?
身体の温度が一気に下がる。
ショックで動揺しているところを黒田さんに腰を抱き寄せられた。
「オレ喜ばせてどうすんの?」
額にキスが降ってくる。
「良いよ、オレ。真純ちゃんに彼氏いても」
続いて耳元に口を寄せ
「身体から堕として、オレのにするから」
耳朶を口に含まれた。
ぞろりと動く暖かく濡れた感触。卑猥な水音。肩が竦む。
「ひっ、あ……」
背中を這い上がる波に思わず声が零れた。
「やっ……め」
吹き掛けられる吐息に身体が震える。
イヤ、だっ
力の入らない手で黒田さんの胸を押し返す。その手を取られ、壁に押しつけられた。
「やっ!」
首筋を這う濡れた唇。
怖い
……ゾクゾクする
ヤ、だ
ポーンと軽い音がして、エレベーターが少し浮上した。
扉が開く前に黒田さんが身体を離す。脚に力が入らない。ニコッと笑い、ふらつく身体に腕を回された。
「感じ易いんだ?」
「やっ」
「可愛いね、真純。今日、一日よろしく」
両手を突っ張って身体を反らす。黒田さんにあっさり腕を解かれて、その場にしゃがみ込んでしまった。
「大丈夫?」
優しい言葉と力強い腕。不穏さを見事に隠した黒田さんに抱えられてエレベーターを降ろされた。
身体の温度が一気に下がる。
ショックで動揺しているところを黒田さんに腰を抱き寄せられた。
「オレ喜ばせてどうすんの?」
額にキスが降ってくる。
「良いよ、オレ。真純ちゃんに彼氏いても」
続いて耳元に口を寄せ
「身体から堕として、オレのにするから」
耳朶を口に含まれた。
ぞろりと動く暖かく濡れた感触。卑猥な水音。肩が竦む。
「ひっ、あ……」
背中を這い上がる波に思わず声が零れた。
「やっ……め」
吹き掛けられる吐息に身体が震える。
イヤ、だっ
力の入らない手で黒田さんの胸を押し返す。その手を取られ、壁に押しつけられた。
「やっ!」
首筋を這う濡れた唇。
怖い
……ゾクゾクする
ヤ、だ
ポーンと軽い音がして、エレベーターが少し浮上した。
扉が開く前に黒田さんが身体を離す。脚に力が入らない。ニコッと笑い、ふらつく身体に腕を回された。
「感じ易いんだ?」
「やっ」
「可愛いね、真純。今日、一日よろしく」
両手を突っ張って身体を反らす。黒田さんにあっさり腕を解かれて、その場にしゃがみ込んでしまった。
「大丈夫?」
優しい言葉と力強い腕。不穏さを見事に隠した黒田さんに抱えられてエレベーターを降ろされた。