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甘く、深く、繋がって
第8章 刻む印
また、一人でドキドキしてた私。
こんな格好させられて、ソウだと思ってるのは私だけ?

急に恥ずかしくなった。俯いてTシャツの裾を触っていると
「真純」
斎藤さんに名前を呼ばれた。
「こっちおいで」
優しい笑顔と甘いテノール。導かれるように椅子を立つ。真っ直ぐ斎藤さんに歩み寄った。
正面に立って、頭に掛けたタオルの下から覗く肩から二の腕に続くラインや無駄のない引き締まった上半身に斎藤さんが男の人なんだって再認識。ただ座ってるだけなのに、色っぽい。
目を合わせられなくて、俯いたまま裾を引っ張っていると斎藤さんがクスリと笑った。
「似合ってるよ」
クイッと手首を引っ張られ、膝の間に一歩踏む込む。そのままお腹に顔を埋めた斎藤さんに腰を抱き寄せられていた。
長い腕が腰に絡み、タオルが頭からハラリと落ちる。

あ……

心臓が加速する。
両手の所在に悩んでいると斎藤さんに手首を掴まれた。優しく引かれ、彼の首の後ろに回させられる。ポンポンと私の手の甲を軽く叩いて斎藤さんはまた腰に腕を絡めてきた。
期せずして斎藤さんの頭を抱き抱える体勢になってしまい、顔が熱くなった。
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