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五十嵐さくらの憂鬱。
第13章 …13
「ん…っはぅ…」

テレビの中の自分と
今の自分の喘ぎ声が重なる。

「もう濡れてる?」

樹がショーツに触れ
その中に指を少し這わせる。
核心に満ちた笑顔が見えるようだった。

指を抜くと、さくらの目の前で糸を引く指先を見せびらかす。

「どうしてそんな…変態なんだよ、さくら」

耳元で低く囁くと
さくらはびくりと肩を震わせる。
首筋を丹念に舌先で舐めてはキスをした。

服の上から胸を揉みしだき
すでに感じて動きが鈍くなったさくらの服を剥いだ。

「ちゃんと、テレビ見て」
「う…っ」

唾液を指につけて
胸の頂きになすりつけると
肩を震わせる。

「気持ちいいんだ?
じゃあ、自分で触って」

さくらの両手を、彼女自身の胸にあてがい、揉ませる。
恥ずかしさに身を固くしながらも
言われたことをさくらは従順にこなした。

その隙に、樹はさくらの太もものつけねを
親指で強めに押しつけ
内腿を卑猥な手つきでなでつける。
開かせた脚が閉じないように
自分の脚を絡ませて開脚させる。

「あっ…っ…」
「さくら、最高にエロい…」

樹はうなじから背中にキスを這わせた。
しばらくそうやっていたぶってから
さくらを全裸にして、また同じようにさせた。

「あ…っん…やだ、恥ずかしい…」
「恥ずかしいと濡れちゃうんだ?」

なにもしてなくても
樹にまで垂れ落ちるさくらの蜜壺に
指をほんの少し挿れる。

くちゅ、と音がした。

テレビからは、樹に舐められる
卑猥な音が響いて聞こえてくる。

「恥ずかしいのに、こんなに濡らして。
もっと感じさせてやるよ」
「っつ…ん…」

指が更に奥に出入りする。
指が2本になり、くちゅくちゅという音が大きくなると
さらにもう一方の手で
硬くなった肉芽を剥いて
たっぷり唾液をつけた指先でいたぶり始めた。

「あっ…や…ゃぁ…っああっ…」
「嫌なら抵抗しろ」

できないとわかっていて
樹は言葉でもさくらをいたぶる。

「あっ…イっ…ゃ…」
「イったらお仕置き。最近、イきすぎだから
我慢してみなよ。
イかないで我慢できたら、ご褒美あげる」
「そ、ん…な、でき…なぃ…ぁっ…ああっ…ン、やだ、やだ、そここすっちゃやだぁぁっ…イっちゃう…」

ぐりぐりと中の気持ちがいい所を押され
肉芽を凌辱されて
ほどなくして痙攣するように身体を震わせ
快楽の絶頂を迎えた。
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