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五十嵐さくらの憂鬱。
第15章 …15
朝、起き抜けに胸を舌で激しく凌辱される。
頭上で押さえつけられた手は動かず
足も押さえつけられて
開いた格好だった。

「あっ…ぁっ…樹せんぱぃ…あっやぅ…」

あまりの気持ちよさに
起き抜けの頭は思考を停止して
快楽を貪った。

指が秘部を這うと
その刺激に敏感に腰が反応する。

「こうされてさくらは嬉しいのか?
こんなにヨダレ垂らして…変態だな」

昨日から焦らされた身体は言うことを聞かない。
指に吸いつくように動いた。

「こんな腰をくねらせて…いやらしいな、さくらは」

樹は嬉しそうだった。
その割りには、すぐにそれもやめ、
学校へ行く準備を始める。

「先輩…もぅ…お願いです…」
「いやだね。どんなにお願いされたって
さくらをイかせてやらない。
もう決めたんだよ。
俺以外の男に、あんな姿を見せるのには
ちゃんとしたしつけが必要だってね」

そんな…。こんなんじゃ、授業も集中できない。

さくらが泣きそうになるのを面白がってか
樹は頭をぽんぽんと撫でた。

「俺のことしか考えられなくしてやる」

耳元に吹きかけられた吐息は熱い。
さくらはびくりと肩を震わせた。
もう、すでに頭の中は樹でいっぱいだった。

それから、樹がさくらをじらすこと
2日が経過した。

ほぼ3日間、いたるところでなぶられたが
樹がイかせてくれることはなく
さくらの身体は限界だった。

夜、ベッドに普通に入ると
樹はまたもやそっぽを向いて寝てしまった。

ーーーこんなんじゃ、おかしくなっちゃうーーー


ここ3日、樹の事で頭がいっぱいで
何も手につかず、考えられなかった。
樹を見れば身体が無条件に喜び
声を聞けば安心し
触れられればさくらの全てが焦れて欲した。

すうすうと寝息をたてる樹が恨めしかった。
その手に触って欲しくて
さくらは寝ている樹の横に座ると
手の指を絡ませて
そして指を舐めた。

樹は起きない。

それをいいことに
そのまま、フリースをめくりあげると
上に馬乗りになって
樹の乳首をいつもされるように舐めた。

乳首だけではない。
樹が欲しくて、お腹や首をさくらは丹念に舐めた。

突如、お尻をかばっと掴まれて
驚きのあまり身体が跳ねた。

「…寝込みを襲うなんて、なんて変態なの、さくら」
「先輩、起きてたんですか?」
「起こされたんだよ、ど変態に犯されそうになったから」
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