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第5章 …5

「気持ち良くなりたいって願い、聞いてやってんのに
どういうつもり？」

さくらはごめんなさい、とつぶやく。
その顎をぐいと持たれて
樹の冷たい視線に束縛された。

「オモチャが俺に逆らうな。
彼氏と中でイくまでは
さくらが俺のオモチャで
決して逆らってはいけないってこと忘れるなよ」

はい、とつぶやくと、
樹はいつもの優しい笑みを浮かべて
さくらの割れ目に躊躇なく指を這わせた。

先ほどいたぶられ
さらに羞恥心を煽られていたため
さくらのソコはすでに洪水のようになっていた。

「がっつり変態になっちゃったね。
下着つけないで歩いてこんな濡らして…
太ももまで濡れてるよ」

ポタリ、とさくらの愛液が床に落ち
樹が残酷な笑みを浮かべる。

「さくら」

樹はさくらの胸を揉み
頂きをつねった。

「あっ…ぅ」

その瞬間に
指をさくらの中に挿れる。

「あ、いやぁ…っ！」

樹を引き剥がそうとするが
そんな力で樹が動くわけもない。

「入っちゃったよ。
すんなりと」

樹の指がさくらの入り口付近を行き来する。
ぬちゃぬちゃと音がして
それだけでさくらはさらに蜜が出た。

「こんなに、濡らして…」

樹はさらに指を奥へと挿れた。
その指先を、くい、と曲げる。

「やぁっ…ぁ、あ…ぅ」

途端、さくらの身体は反応し、
腰が跳ねるように動いた。

「ん？
ココがいいの？」

樹の指がさくらの中で円を描くように動き
曲げた指先がさくらの1番気持ちいい部分を刺激する。

「ここ、かな？」

樹の指先がさくらのソコを
ぐい、と押す。

「あ…ぅ…ゃア…ぁ、ぁ…やめ…っ！」

光輝とは比べものにならない。
指1本だけでこれほどまでに乱れて頭が空っぽになるなんて。
さくらは我慢できず両手で自分の口を覆う。
樹の指の動きにあわせて、
意思とは反対に腰が動く。

「気持ち良くて、動いちゃうの？」
「ぁっ……」

敏感になった中で
樹が曲げた指先で一気にかき回した。

「ああぁぁっ！ いやぁ、ぁあっ…っン」

気づけば立っていられずに
樹にしがみつき
淫らに腰を動かして鳴いていた。

「いい子だ、さくら」

でも、と樹はさくらの口を塞ぎ
唾液を舌を絡めて深く口づけた。

「でも、まだ、中ではイけないね？」

指を中で動かされながら
樹はさくらの蕾をこすりつけるように刺激する。

「だめーー」