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五十嵐さくらの憂鬱。
第7章 …7
「さくら、これどうした?」

首の今はもう薄くなった痕を
光輝が触れた。
触られると、さくらはゾクゾクとして
背中がピンと伸びる。

「あ…それは…コテで火傷しちゃって…」

光輝の指が痕をいったり来たり触れる。
さくらは我慢できなくて息が漏れた。

「ふーん…痛い?」
「んーん。もう平気」

突如、光輝がその痕に吸いついた。

「や、光輝…! あっ…」

ーーー痛いーーー

光輝は容赦なく吸いつく。
1回、2回、3回…
痛みは快楽に溶けていくような
肌にピリピリとした痛みが走るのが心地よいような。

5回ほど、同じ箇所を吸われただろうか。
光輝は満足そうに舌なめずりした。

「ちょう、真っ赤。さくら、痛くされて感じてる」

乳首はいつの間にか硬くなり
さくらの意思に反して立っていた。
それを光輝がつまみ上げる。

「あ…いっ痛……っ!」
「こうされるの、好きなの?」

光輝はさくらの服を剥ぎ取ると
左を強くつまみながら
右をかじりつけた。

「や、ぁ……痛っ…痛い、光輝……」

抗うさくらの両手を枕に押しつけ
さらにつまんではかじる、を繰り返す。
そのうちに乳首だけでは飽きたのか
胸全体を口に含んで吸いつき
かじった。

「痛いよぉ…光輝…いゃぁ…」
「嫌じゃなさそうだよ。えっろい顔してる」

光輝が吸い付くようなキスをする。

「んー!ンっ、はぁっ…」

唇が腫れてしまうのではないかと思うような
強引で痛いキス。
された後はヒリヒリして、感覚がない。

「真っ赤になっちゃった…」

充血したさくらの唇をなぞり
光輝はさらに乳首を責めた。

「ゃ…っあっ! 痛い…」

かじられて痛いのに、抗えない。
光輝はがっちりとさくらをホールドして離さなかった。
いたぶる事を覚えたのか
光輝の愛した痕が、
盛大にさくらの胸元に咲いた。

「さくら…やっぱり感じてんじゃん…」

スカートとタイツを脱がされ
広げられた脚の間に指を這わせて
光輝はご満悦の可愛い笑みを浮かべた。

「パンツこんなびっしょりだよ…ほら、糸引いてる」

脱がされると、愛液が糸を引いて流れる。
この間樹が焦らしてやめたばっかりに
さらなる刺激を求めて
そこは蜜で溢れていた。
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