パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 …7

「や…。光輝を忘れさせるって、そんな…」
「早く」

そんなこと、できるのだろうか。
痛む身体を抑えながら
さくらは言われるがまま、スカートとタイツを脱いで
ショーツ1枚になった。

胸を隠すように腕組みをする。
樹に見られていると思うだけで
じんわりと身体の中が熱くなった。

「俺のにこんな傷つけて…消毒しないと」

許せないという気持ちが樹を襲う。
さくらを抱きしめると優しくキスをした。

「我慢できたら、ご褒美あげる」

さくらは樹にすべてを任せた。
舌に唾液をたっぷり乗せると
さくらの傷口に染み込ませるように
赤い痕を舌先でなぞった。

「ぁ…ぁっ…ん…ふ……ぁ」

気持ち良さとたまに来る痛みに
さくらはかわいらしく鳴く。
その声がもっと聞きたくて
樹は貪るように傷口を舐めた。

噛み跡の血がにじむところは痛いのか
声を押し殺している。
それでも柔らかく温かい樹のもたらす快楽に
さくらはビクビクと身体を揺らせた。

その彼女を抱えてベッドに乗せ
さらに樹は身体を舐める。
太ももを爪先で撫でては
敏感な秘部ギリギリまでで止め
さくらを焦らした。

「あ…っ、先輩…ぁ、っ、あ…」
「さくら、可愛い。もっと鳴いて？」

ーーーほんとにーーー

本当に、さくらは光輝を忘れそうになった。
樹の快楽はとめどなくさくらを襲う。

そのうちに、ショーツの上から
敏感なところをコリ、と触られた。

「あっ…！」
「すっごい濡れてる。
イけなくて、欲しそうにしてる…
さくら。最高にエロいよ…かわいい」

樹は切なくなって
さくらにキスをした。

「消毒を我慢できたご褒美…ほら、口開けて…」
「あっ…」

樹の垂らした唾液をさくらは受け取る。
口からはみ出して流れた唾液をすくい
さくらの唇になすりつけ
深く、深い口づけをした。

その間にショーツの中に指を滑らせ
溢れかえるそこを刺激する。
1本指を挿れて確かめ
もう1本を挿れた。