この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Moon road〜月への道
第4章 決別
ユウイチがりえを見舞いに病院に行くと、
すでにりえは退院していた。

新井が荷物の片付けをしていて
りえから手紙を預かっていた。


りえからの手紙には

ユウイチへのお礼の内容と
タクヤへの離婚届だった。



お義父さん、今まで私を愛して下さってありがとうございます。
私もお義父さんを愛しています。
それは、人の道を外れ、タクヤさんを苦しめてしまい
あのような事になってしまった一因だと思います。

お義父さんが今でも大好きで今でも愛しています。

お義父さんを愛しているから
お義父さんから離れる事にしました。

お義父さん
ありがとうございました。


愛するユウイチさんへ


りえ






新井は、手紙を読み終えたユウイチに
「りえさんは行ってしまいました。
行き先も言わずに…」

新井は号泣して
りえの後を追ってはいけないということが
悲しく思うしかなかった。


ユウイチは急いで駅に向かったが
りえの姿はなかった。

手紙を握り締めながら
涙が溢れ
ただ駅の改札を見つめていた。









/367ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ