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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
仕事は忙しかったが
りえは毎日が楽しかった。

ユウイチはクライアントとの打ち合わせや
現場確認で事務所を出入りしたりしていたが
ユウイチが帰ってくると
嬉しくて飛びついてしまう。

ユウイチも外から戻ると
愛する女が出迎えてくれる幸せを感じていた。

仕事中、少し集中が切れると
りえに触れ愛を語る。

そしていつの間にかキスをし、
愛撫をし
セックスをしている。


動物のように毎日盛っていた。

お互いにセックスができなかった日は
欲求が満たされなく
翌日は激しく求めあったりしてしまっていた。


ユウイチは、りえに家に来ないかと誘った。

りえのアパートは百田との仕事場だったが
百田は結婚をし、自宅で奥さんと一緒での仕事が主になり
りえはユウイチの事務所での仕事が主になり
アパートの事務所は必要なくなっていた。


ここに引っ越せたら、仕事も夜に出来て
ユウイチの手助けも今より出来る。
何よりも、愛するユウイチとずっと一緒に居られるのだ。

りえは、ユウイチとの生活を夢見ていたのが
現実になると思い、喜んだ。


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