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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
りえは、ユウイチと一緒のベッドに入るのを迷った。

ユウイチの温もりは心地よく安心出来るのだが
ユウイチは一緒に温めあっていても
気付いた時に冷たくなっていたら…

そう思うとユウイチに近付くのが怖かった。

ユウイチはベッドに座り、りえに手招きをした。

りえはユウイチの横に座り俯いていた。

「りえ…愛してる」

ユウイチはりえを抱き締めた。

りえは涙が出そうになるのを堪え
ユウイチに黙ったまま抱き締められていた。


ユウイチは、りえに優しくキスをし
りえをベッドに寝かせ頬にキスをし、耳にキスをし、
首筋に唇を這わせた。

りえは、ユウイチの優しいキスで感じていた。

「死ぬまでりえを抱きたいんだ。」
ユウイチはりえを見つめ頭を撫でながら言った。

そして、またりえの全身にキスをするために
胸元からまた唇を這わせた。

ユウイチの唇はりえには心地よく
何時迄もこの感触を感じていたかった。





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