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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
ユウイチが目を覚ました。

「りえ、着物を脱いでしまったのか?」
残念そうに言った。

「慣れないから、なかなか大変なのよ。」
笑いながら、ユウイチの髪を手ぐしで整えた。

「ビデオ見る?」

りえは枕をベッドに並べ、ユウイチの腰に当てた。

タクヤが呼ばれ、ユウヤとユウナと新井のみんなで見た。
ユウナもユウヤもユウイチのベッドに入り
いろいろ説明しながらビデオを観た。
ユウイチは弱々しく笑いながら、ユウヤとユウナを抱き締めたり、頭を撫でたりしていた。

ビデオが終わり、タクヤは車椅子を持ってきた。
ユウイチの身体を支え車椅子に座らせた。

そして、膝にブランケットを掛け
桜の木の下に行った。

「ああ…こんなに。。」
桜を見上げ目を細めていた。

ユウイチは新井の作ってくれた料理に少しだけ箸をつけた。
りえはユウイチの手をずっと握り締めていた。

ユウイチは桜を見ながらうとうとし始めた。
風邪を引かせてはいけないので部屋に戻った。

ユウイチをベッドに座らせた。りえは手を握りながら話しかけた。

「今日は暖かい日よね。暖かいけど桜、散ってしまうわね。」

「来年はもう…見れないな…残念だけど、最後に見れて良かった。」

「お義父さん、嫌だわ。来年も再来年も、ずっと一緒に見たいわ。そんな事言わないで。」

「そうだな…桜より、桜より綺麗なりえを見ていたいよ。また、りえとセックスしたいよ。りえの喘ぎ声を聞きたいよ。」

「お義父さん、そんなこと言えるならまだまだ元気ね。良かった。」

りえはユウイチにキスをした。
ユウイチは、手を伸ばしりえの乳房を掴んだ。

「りえのおっぱい、触らせて欲しいな」

りえは、「もう…」と、笑いながら
洋服を捲り上げた。

「りえ、ベッドに乗って。」

りえはユウイチに向かい合った。
ユウイチはりえにキスをし、乳房を揉んだ。

力はあまりなくなっていた。

そして、乳房にしゃぶりついた。

りえはユウイチの頭を撫でながら
乳首を吸われた。

「お義父さんっ。あんっ。調子悪くても、あああんっ。私を感じさせるのは上手ねぇっん。」

「ああ、りえ…りえ…」

ユウイチはりえの乳房に顔を埋めながら
眠ってしまった。

りえはベッドから降り、洋服を下ろし
再びユウイチの手を握った。




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