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第4章 決別

駅に着き、ホテルの車を降り、
発車時刻を確認していると

「りえ！」

声がした。


一瞬ユウイチが来てくれたかのかと思い振り返ると
タクヤがいた。

頭の中が真っ白になった。

何故？

タクヤはここにいる理由を言わなかった。
が、先ほどここに到着したようだった。

りえが切符を買うと
タクヤも同じに切符を買った。

駅の売店でタクヤは土産を買い
りえに渡した。

そしてタクヤはりえと一緒に
電車に乗り
りえの向いに座りながら
お喋りをしていた。