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Moon road〜月への道
第4章 決別
二時間ほど眠り
朝ご飯と、起こされた。

りえは昨夜の事を思い出しながら
朝食を食べたが、
一人の朝食は箸があまり進まなかった。

窓の外は太陽の光が海面に反射して
キラキラ眩しかった。


これからの事を考え
ユウイチと幸せになるために
帰宅して、いろいろ頑張らなくてはならないと
大きく伸びをした。

「さて、行きますか」


ユウイチは仕事で忙しそうだったので
遠くからユウイチの様子を暫く眺め
駅へと車を発車させて貰った。

海を見つめながら
昨夜のユウイチとの事を思い出しながら
また、濡れてくるのを、運転手にバレてしまう気がして、自分が恥ずかしく思えた。

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