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NEXT 【完結】
第10章 変化
あとは習い事を何かもうひとつふたつ、何かないかな。
会社のみんなは何かしてるのだろうか。明日聞いてみよう。


新しい彼氏...。
そういえば、千夏が電話してきた、中山さん?いや、内山さん?だっけ。連絡来ない。
仕事が忙しいのかもしれない。
その人もまあ、いいとして。
他の出会いも探した方がいいかもしれない。

他にどこに出会いがあるのか、さっぱりわからない。

しまった、今まで如何に何も行動していなかったかが、よくわかる...。

この辺も、明日会社の子たちに聞いてみよう。


後は、どうリョウに会わないようにするか。
これは簡単だ。夜遅く家を出ないように。
月曜日はバイトがナイと言っていたので、何時ごろウロウロしているかわからない。この日は必ずジムを入れよう。


問題は、隣の音をどのように遮断するか。

音がするとどうしても聞いてしまう。
そして妄想してしまう。

習い事等で遅く帰るのはいいのだが、生活のリズムが隣と同じになってしまう。

何かいい方法はないだろうか。

ヘッドホンをする作戦は、最初の頃に失敗している。


....引っ越すしかないのだろうか。


先ほどの紙に続けて書く。


●プラン6:引っ越す

メリット>もう会わなくてすむ。騒音も気にしないで良い。習い事も増やさなくていい。新たなスタートが出来る。ひょっとしたら出会いがあるかもしれない。

デメリット>費用がかかる。手間もかかる。


なんだか、書いていてメリットばかりな気がする。


稜が一番避けて通りたかったプランではある。

一か月前に、有希子に提案された時は即答で却下した。

でも、あの時とは状況が違う。この際、部屋に愛着を感じている場合ではないのかもしれない。


...よし、期限を決めよう。


どうせ、すぐに部屋は見つからない。今は10月の下旬。
早く見つかっても引っ越すのは1ヶ月後...。
じゃあ、12月に入った時、プラン3~5を使っても吹っ切れずにいたら引越を決める。そして、キリのいい新年から引っ越す。

決心が鈍ってはいけないので、早々に部屋も探し初めておこう。
どうせなら、ペットOKの部屋にして、カイ3世が遊びに来れる部屋にしよう!
うん。すごくいい案だ。
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