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第77章 異国の地
そして、頬を撫でていた手が、いつもの様に唇を撫でる。

はぁ、と息がかかると、その息を吸い込むように羚汰の唇で塞がれた。

柔らかく侵入してきた舌が、稜の舌と絡まって音を立てる。

ガウンの表面を優しく手の平が這う。

そんなまだ序章でしかない動きなのに、稜は自分のナカが濡れていくのを感じた。

いつの間にかガウンの腰紐が解かれ、ゆっくりとその前を開きながら羚汰の唇が移動する。

ゆったりとした手が素肌に触れる度に、ぴりりと電気が走ったかのように感じる。

ガウンの下は、裸なんだろうとは思ったのだが、用意していたショーツは履いた。

それを見て、羚汰が小さく笑っている。

横が紐の羚汰が好きなタイプ。

生地の上からもキスを落とし、紐の片側をするりと解く。

それから、もう一つの紐をズラしながら、ワザとにゆっくり足を広げてゆく。

「...やっ」

天井の電気は消えていたものの、壁にいくつもあるライトはついたままだ。
オレンジ色のその光は、壁際からとはいえ部屋を明るくしている。

そんな中で足を広げられるとー。

両手を伸ばしてその場所を隠そうとするも掴まれて、自分の膝の上にそれぞれ固定されそのままぐいっと広げられる。

すっかり濡れたその場所からは、音を立てて蜜が零れ伝いシーツに濡れ広がった気がした。

「やっ、恥ずかしいっ」

ものの数秒ー、いやきっと一瞬の事が、稜にはスローモーションのように長く感じる。

チラリと見上げた羚汰と視線が絡まる。

そのまま羚汰の顔がそこに沈んだ。

べろりと舌が、まずは付け根を舐める。

「...んぁっ」

「いい匂い...」

次第にスピードを上げながら中心に近づき、蜜をまとい膨れて広がったヒダを舐めあげる。

「んっ、んっ、あっ」

舐められる度に体がビクビクと反応する。

その反応を楽しむかのように羚汰の舌が動き回り出した。

腰が浮く稜を抱え込むように固定して責め立てる。

「やっ、んんんっ...、ああっ、んーーー」

稜の一番敏感な場所で舌が踊り、大きな声が出そうになるのを両手で必死に耐えた。

ビクビクと腰を上下させ、ぐったりした稜を見て、羚汰がそこから顔を上げた。

「ね。なんで押さえちゃうの。聞かせて」

「っ、...って...となりいっ」

隣にはアレックスが眠っている筈だ。
かなりお酒には酔っていたが。
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