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第79章 魅惑の島
腰が少し浮き上がったところを、すかさず羚汰の足が稜の足に絡まり。
それから、片足が片腕にひっかけるようにして広げられる。

「ひゃっ、やっ」

「力抜いてー」

入口を少しだけ入っていただけの指が、ゆっくり奥まで入ってゆく。

明るい空の下、あられもない格好をさせられてー。

それに反応している自分が恥ずかしい。

「んんっ...だめ...」

「ここは、ダメじゃないみたいだけど」

「だって...そ...とぉ、だし...んっ」

ふいに力が加わって横向きに寝かせられ、目の前が壁になる。
羚汰もその横に移動したようだ。

「これならいい?」

耳たぶを舐めながら楽しそうに笑って、ナカに入ったままの指を躍動させる。
稜のポイントで動き回る指が、稜を追い詰めてゆく。

「ちが...ぁん、なかに...は、いり、たぁい」

「ん?ナカ、でイキたい?」

部屋の中に入りたいという意味なのに、わざと?

そう気付いた時には、もう限界を迎えそうになっていた。

「...ああっ、やっ、いっっっ、ちゃうっ」

びくびくと体を震わせ、稜が果てる。

それをナカで確認していた、羚汰の指がゆっくりと名残惜しそうに抜かれてゆく。

「ほんと、かわいい...」

そんな声が耳元でして、キスを落とされる。

声をどれだけ出したかわからない。
この壁の向こうの人がまだチェックインしてないことを、ぼんやりした意識の中で祈るしかない。

長椅子に横たわって呼吸を繰り返す稜に、いつの間にか上着を脱ぎ捨てた羚汰が覆いかぶさる。

「部屋に、ほんとに、入らないの?」

音を立てて唇を何度も重ねながら、羚汰の手が稜の服を脱がせてゆく。

楽しそうに笑う羚汰はどうやら本気だ。

以前、ベランダでしそうになった時は必死で抵抗したけど。

「ほんとにするの?...恥ずかしいよ」

いくら隣の人から見えないとはいえ、海の向こうに小さいがいくつも小型船やらヨットやらが浮かんでいるように見える。

ホテルが崖の上にあるから、高さがあって肉眼では見えないかもしれないが、双眼鏡などで見られることだってあるだろう。

「誰も見てないって」

「でも、外、だし」

ショーツだけのほぼ裸にさせられて、慌てて胸を腕で隠す。

服をほうっていた羚汰が、その腕をどかしながらまた笑い出す。

「何言ってんの?外でシタことあんじゃん」
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