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NEXT 【完結】
第83章 斎藤家
「んーーー。やだ」

何度も何度もキスされて、唇が触れる。
同時に胸先を探られ刺激が加わる。

「んっ...んっ」

「こんなエロい顔されたらもう待てない」

羚汰の指が唇をなぞってそのまま顎を掴んで口を開けると、それまで以上に舌が深く入って来る。

舌を交わし唾液を行き交う音と、合間に呼吸をする荒い吐息が狭い玄関にこだまする。

稜も羚汰の首に腕を回し、互いの体を引き寄せ合う。

「あっちまで遠いし。ここでイイじゃん」

不意に離れた羚汰が楽しそうに笑う。

まんまと策略にハマった気もするが、確かに寝室までは遠く思えるほど体は熱くなっている。

「やだ...。やめないで」

まだ足りなくて、自分から羚汰の唇に舌を寄せる。
ねっとりと舌を交わすと、羚汰が楽しそうに笑っている。

「何?」

「ほら。稜も待てないんでしょ」

羚汰の舌が耳元に進むと同時に、器用に稜を脱がせ始める。

「ん...」

「否定しないんだ」

稜も自ら服に手をかけて素早く下着姿になると、今度は羚汰の服に手をかけてゆく。

「可愛い」

自分の時はされるがままの羚汰が、必死で脱がせる稜の髪を指で梳く。

余裕の羚汰が悔しくて。
シャツから出てきた胸先に舌を這わせる。

「...っ」

唇を寄せ吸い上げて、軽く噛む。

「っは。こら!やり過ぎ」

壁ドンされるかのように追いやられ、今度は羚汰が稜の胸に唇を寄せる。

「んっ...ああっ」

同じように唇で弄られ、吸われて噛まれる。

ふふっと笑う羚汰と目が合って、互いに笑いながら顔を近づける。

「仕返しー」

「もうっ」

互いの肌の上に指を滑らせながら、舌を交わす。

どちらも身につけているのはパンツだけになっていて、触れる肌が擦れて気持ちがいい。

稜の胸が羚汰の胸で押しつぶされ、羚汰の固くなったものが稜のお腹に押し付けられている。

2人の手がキスをしながら、ゆっくりと相手の中心に移動する。
何度も布越しに刺激を加えると、互いの余裕がなくなっていくのが分かる。
下着の上から動いていた指が、どちらともなくその中に潜り込んでゆく。

「んっ...あ...」

「は...気持ちい」

次第に互いの体に寄り添うようにして、手の動きを早め相手に翻弄されその体を震わせる。

相手のポイントを知り尽くした指が躍動し、互いを追い詰める。
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