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NEXT 【完結】
第86章 NEXT
ゆっくりとした律動ながらも的確に稜を追い込む。

羚汰の背中に手を伸ばし、その波に喘ぎながらも抗う。

「んんっ、んっ、んはぁっ」

「稜...。こっち、見て」

頭を包むように腕で顔を向けられ、至近距離で羚汰と目が合う。
軽く眉間にシワがよって苦しそうな吐息を吐く姿でさえ、稜には艶やかに写る。
すごくセクシーで、毎日見ている筈なのに、胸が締め付けられる。
そんな羚汰が躍動的に腰を動かしていると思うだけで、体中がざわめく。

「ん。...やっと、見てくれた」

ふっと小さく笑って、唇が重なり音を立てる。

リズミカルな動きに体が跳ねそうになりながらも、なんとか羚汰を見つめる。

「...気持ちい?」

「んっ、はぁっ、...きもち、いっんっっ」

体の横についた羚汰の腕に手を伸ばす。

「でも...っ」

「でも?」

何でも言ってと瞳が語っている。

「...もっ、と、奥っ、がいいっ」

2人がけのソファに横に寝かされている。
そこは、背もたれに向けて少し傾斜がかかっている。
そのせいでか、どうしてもベッドでの動きよりも制限されてしまう。

ふふっと羚汰が笑う。

「いいよ。つかまって」

稜の体を抱き抱えて羚汰が向きを変える。
繋がったままぐるんと動かされ、律動とは違う摩擦が走る。

「んっ、んうっ」

羚汰がソファに浅く座り、その上に座らされたようだ。
見つめ合ったまま、深く深くと繋がる。

「...奥まで、当たるね」

「んっ...」

ゆっくりと確かめるように身体を動かされ、体が反りかえる。

ソコがぐっと締まって、互いの吐息が一層濃くなる。

動きがある度に結合部から、にちっにちっと音がして。

奥に当たる度に体が震える。

それでも見つめあったまま目が離せない。

「ほんと、スキだね。この体位っ」

羚汰がそう言って喜ぶ声を上げるほど、稜は自らの腰をくねらせて動いている。

「はぁっ、んっ、...きっ、ああっ、んすっきぃ」

「...俺もっ」

もう言葉という言葉にはならない稜を羚汰が嬉しそうに抱きしめる。
互いの唇が近づいて、荒くなった吐息ごと、艶めかしく舌を交わす。

そのままゆっくりとソファの背にもたれた羚汰が、稜を下から突き上げ始める。

今まで動き回っていた稜の腰が自由が効かないほど跳ねて、パシュッパシュッと水気を含む音が響き出す。
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