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NEXT 【完結】
第86章 NEXT
茂みの先の膨らみに羚汰の手が添えられ、律動に合わせるかのように動き出す。

「っあ、...やあっ」

悶えている間に、羚汰が自分の身体を少し横に寝かせてゆく。

稜は背もたれに体を半分近く預け、体をひねって羚汰の首に捕まる。

片足をソファの上で立てるようにして、羚汰が突き上げる。

足が交差するように絡まったまま、2人の体が揺れ深く交わった。

流れでなった不安定な体位だったが、意外なところに当たってお互い気持ちがいい。

体をひねって無理な体勢のままだが、見つめ合ってキスを交わし、手を伸ばして肌を弄り合う。

羚汰の指が、揺れる稜の胸を掴み口に入れる含もうとして体をぐるりと起こし。
それから、稜の片足を担ぐようにして上になった。

それでもまだ残った足は羚汰の足の下にあって。
奥深く、いつもとは違う場所に当たっている。
より奥に来ている気がするのは気のせいだろうか。 

「んっ、...んあっ、すごいっ。...また、きちゃ...」

大きな波が近づいて来ていて、ソファの狭い場所で体が跳ねる。

何か掴もうにも目の前には、揺れる羚汰の足があるのみだ。
その軽く曲げた足に両手でしがみつくようにして、激しくなる律動に抗う。

羚汰も抱えあげた稜の片足に舌を這わせ、追い込むように動きを早めてゆく。

「...うっ、んくううっ」

身体を丸めるようにして、稜が果てる。

抱えあげた足を動かすだけで、まだイったばかりの稜の体がビクッと跳ねる。

「大丈夫?」

羚汰が乱れて顔に貼り付いた髪をよけてくれる。

「...も、...め、っ」

まだ言葉にならない。

羚汰のキスが瞼や頬に降ってきて、そのまま抱きしめられる。
唇がそのまま耳元を這い回ってから囁く。

「もうちょっとだけ。ね?」

見つめられ、唇が重なり舌が入ってくる。

同時にゆるゆると動いていた羚汰が、次第に強く腰を動かし始めた。
律動で舌が宙で絡まり唾液が糸を引く。
それでもまた絡めて、互いの舌に吸い付く。

「んっ、ふぅっ、んんっ」

飛び跳ねるような動きに、稜もその背中に手を伸ばす。

ソファの上は、ベッドとは違う。
背もたれとそれに向かって少し傾斜がかかった座面の間に深く稜の体が沈むため、抱き合ったままではいつもの様には交われない。

いつもなら床に移動するのだが、荷物が多くてそうもいかない。
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