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NEXT 【完結】
第15章 デート
「ん?どうかした?」

「!」

ワザとだ!!
ワザと焦らすキスをして、反応を見ている。

稜も急いで立ち上がる。

「ううん。行こ」

手をつないで、歩き出す。
周りのカップルも徐々に立ち上がっていた。

園内は閉園間近らしく、帰宅する人で溢れていた。

「もう閉まっちゃうんだね」

「平日だからかな。あ!観覧車乗りたかったのに!」

「観覧車、大丈夫なの?」

「うーん。なんとか?外見なければ」

「えー、それって意味あるの?」

2人、肩を寄せあって遊園地から駅に向かう。

繋いだ手は、気付くと恋人つなぎになっていた。

いつからだろう。

気づいた途端恥ずかしくなる。




電車も、そこそこ満員で、2人くっついて乗る。

心臓の音がリョウに聞こえてないか心配になって、益々ドキドキする。

キス...。あの続き、したい。

「あー!」

リョウが声を出したので、ビクッとする。

考えていることがバレた?

慌てて視線を背ける。

「腹へった!!」

「...うん」

びっくりした。しかし、何もないふりをしないと。

「何か食べて帰ろ。何食べる〜?」

リョウはもうすっかり、食べ物のことでいっぱいらしい。

確かにもうすぐ8時が来る。
ポークサンドだけではお腹が減るだろう。

「暖かいのがいいな。ラーメンとか、うどんとか」

「ラーメン!いいね!」

リョウのテンションが一気に上がる。

「ねぇ。どこのラーメンが好き?俺はねー」

電車の中でラーメンの話で盛り上がる。

近年、様々なラーメンが流行り、大きな街の駅には色んな種類や地方からのラーメン店で溢れている。
稜は数件しか行ったことがないが、リョウはほとんど制覇したらしい。
なので、結局、リョウお勧めのラーメン店にいくことになった。
人気のお店なのか、平日でも軽く行列で、少し並んだ。

豚骨系のラーメンで、見た目は濃ゆそうだが、食べるとそうでもなかった。

「美味しい!」

「よかった」

よっぽどお腹が減っていたのか、リョウは餃子はもちろん、チャーシュー丼も食べた。稜も餃子はもらって少し食べる。

ラーメン店を出て、コーヒーが飲みたいと、スタバへ向かう。
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