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第16章 黎明
優しく触れる指にびくりと反応してしまう。

体を少し起こして両手をかけ、稜のチュニックをキャミごと脱がせる。そのまま、スキニーパンツにも手をかけ、ゆっくり脱がせる。稜も自ら体を浮かして手伝う。

もっと可愛い服を着とけばよかった!

色気のない黒のスキニーパンツに少し苦戦しているリョウを見て心から思った。

「ごめんね」

「ん?何が?」

「もっと違う服着とけばよかった」

「あはっ。それを言うなら、俺も」

リョウは、濃紺カーディガンに白っぽいシャツ。そして、ピンクではあるがおなじくスキニーパンツ。

やっと稜の足からスキニーパンツが脱げる。

2人は笑ってしまう。

膝立ちをして両手で自分のボタンを外すリョウを、稜も体を起こして手伝った。どのボタンも小さくてなかなか外せない。

リョウがカーディガンのボタンを。
稜は、上からシャツのボタンを外す。

「ん!」

リョウに促され、外しながらキスを交わす。
ライトなキスだが段々回数が多くなるキス。
なかなか脱げないシャツをやっと脱ぎ捨て、リョウが覆い被さる。

深く口付けを交わす。
リョウの舌が、稜の中を動き回り歯茎や上顎を優しく舐め回す。

「んん!!」

キスの合間に、リョウの若くて滑らかな肌が触れる。その度に、触れた場所が敏感になっているのを感じる。

リョウの右手の指が体をするすると這い、ブラのホックをはずしていた。
ブラの肩紐を外し、ゆるくなったブラを持ち上げゆっくり侵入する。

「んっ」

左手は腰をゆっくり撫で回している。

リョウの体は思っていたより、筋肉が付いていた。

もっと少年っぽい細い体を想像していた稜は、時折見えるリョウの肩やお腹のあたりにうっすら筋張った筋肉を見てぞくぞくする。

その綺麗な体に抱かれるのかと思うと、顔に血が上る。

「...ぁはっ」

「可愛い。もっと感じて」

ブラを上へずらし、溢れた胸にそっと唇を這わす。

まわりからゆっくり胸を舐めてゆく。
ブラの跡が薄らついた脇のあたりから、丁寧に舐める。

「...んっ」

少しずつ近付くその舌に、早くソコに触れて欲しくて、稜はもどかしく体がうねる。

いよいよ近づいて来たところで、リョウの唇が離される。

首の辺りにあるブラを、そっと腕を持ち上げられ外される。

腕をゆっくり指が這い、それだけでぞくぞくする。
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