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NEXT 【完結】
第16章 黎明
目を閉じて、戸惑いながらもリョウに身を委ねる。

あのリョウの目を見てしまったら、あれ以上拒めなかった。

ゆっくり抜き差しされる指に、なんとか耐えていた。


「...痛い?」

首を横に振る。

指はまだ入り口辺りをゆっくり往復するだけだ。


「足の力抜いて」


いつの間にか、足を今にも閉じるかのように狭く立てていた。

体を起こしたリョウが反対の手でゆっくり開かせてゆく。


「恥ずかしい」

「大丈夫」

そう言ってそっとキスをする。

唇が触れ舌がそっと稜の唇を撫でる。

そのままゆっくりとおりてゆき、胸のふくらみの頂点にたどり着く。

優しく舌で転がしながら、吸い付いていく。


リョウがゆっくり嘗め回すこの感覚に囚われていると、中の指の嫌悪感は薄れて行った。


リョウが体を今一度起こして、左手の親指を咥える。

十分に濡らしたその指で、稜のクリトリスをそっと触り刺激を与える。


「んんっ!」


気持ちのいい動きに体がまた火照ってくる。

呼吸が荒くなり、吐息が鼻から漏れる。

「んっ...んっ..んんっ」

その間に、中に入った指がそっと曲げられた。

指の腹で、そっと探られる。

ある場所にたどり着いた時、今までとは違う何かを感じ稜の体が一瞬浮いた。


「...んっ」


「ここ...」


確認したのか、リョウがそこをゆっくり押してきた。

快感とまではいかないが、じんわりした何かを感じる。


またリョウが親指を濡らす。

長いまつげが見え、その下に赤い舌が見える。その舌がねっとり指に絡まる様は、何よりも艶めかしく映る。

そのしぐさに稜の体を熱いものが駆け巡る。


優しく触れていた上の膨らみへの刺激が強くなる。
円を描くように動く指先が、快感を誘う。

中の指もやさしく押されじんわり感じるままだ。

両方への刺激で、稜は体が悶える。

「んはっ...はっ...はぁっ...」


先ほど、舐められて迎えた先とは違うところへ引きずりこまれる。


「んっっっ!!!」


足先を伸ばし、体をくねらせて稜は果てた。
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