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第18章 露呈

体が強く反応する。


羚汰が舌を出してゆっくり味わいながら、そこを往復する。
２度目だが、慣れることはなかった。
羚汰の舌が敏感な場所を通る度、快感が走り体がうねる。

「...んはぁ」

恍惚の表情を浮かべ朦朧とする稜の腰の下に枕が差し入れられ、腰を高くされる。

「稜はどこがいいの？」

そして、舐めながら上目遣いの羚汰が尋ねる。

その様子がちらりと見えて、そして話をする羚汰の吐息が敏感な部分に触れてまた快感が走る。

「んぁっ...」

「さっき俺に聞いたでしょ。お返し。言って？」

そう言って、全体をぺろりと舐め上げる。

それだけで十分気持ちが昂る。

「...っ」

恥ずかしくて、そんなことは言えないっ！

という顔をして羚汰をにらんでも、気付かないふりなのか、にんまり笑っている。

ゆっくり少しずつ移動して場所を探す。
けど、ゆったりとまったりと欲しいところには触れない。

「早く言わないと、ずっとこうだけど？」

「...も、もう、ちょっと」

「？もうちょっと？...こっち？」

「はんっ...」

「こっちね」

しょうがないな、とでも言いたげな口ぶりで羚汰がその場所に沈み込む。

「んっ、んんっんんぁんっ、...んはあっ」

「気持ちい？」

顔を起こしてそう尋ねる。

稜が顔を真っ赤にして悶えていると、そっと右手を蜜口に当てられる。

「んはっ！」

そこはシーツが濡れるほど滴っていて、ねちゃねちゃと卑猥な水音が広がる。

「でもこっちもイイでしょ」

指でヒダを広げられ、先のとがった舌でそっと入り口を舐め広げられる。

「...ひゃあっんっ！！」

音を立ててそこを舐め、ゆっくりと上の膨らみへと移動する。

「やっぱりこっち？」


「んんんんーーーっ！！」