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第19章 羚汰の部屋
2人はぐったりした体を寄り添わせて、稜の体を後ろから羚汰が抱くようにして寝転んでいた。

「...ん、もう、ダメ...」

「ふっ...俺ももう無理」

この日、早くバイトを終わらせた羚汰が家に着いたのは、11時過ぎだった。

それから今の時間まで、激しく交わり続けた。時計はないのでわからないが、2時か、3時だろう。
稜は何回イったかわからない。
羚汰は、確かゴムの袋を3個開けた。

暗闇の中、青白い光が部屋を揺らしている。
光源は、壁際にある大きな水槽だ。
そこには大小様々な魚が気持ちよさそうに泳いでいる。

「綺麗...」

稜は、カラフルなその魚たちをぼんやり眺めていた。

「なんか、見てて飽きないね」

ゆったり泳いだり、とどまってみたり。

きっと前カノのサキさんは、魚が嫌いだったのね。
だから、ベッドをあっちの部屋に移動させた。
今日、部屋に入る時に「魚は平気?」とイキナリ質問されたし。

こんな綺麗な魚たちの前でするセックスは、また格別だった。

「俺には、こっちのが綺麗だし、飽きないけど?」

そう言って、後ろから稜の体のあちこちにキスを落とす。

「羚汰、...色々やりすぎよ」

やりすぎとは体位のことだ。
どの体位が2人にとって一番気持ちがいいか探すといって、思いつく限りしているらしい。

「稜は、さっきの体面座位が好きでしょ」

「!!」

羚汰がにやりと笑う。

「わかるよ。接着面多いし、奥にアタるしね」

体を少しひねって、羚汰のほうを見る。

「なんで?私何も言ってないよ」

「ここが、締まるから」

そういって、稜の秘部に指をすべり込ませる。

ぬっぷりと音がして、難なく羚汰の指を受け入れる。

「...んはっ。...やだ、もう」

稜に押しやられて指を抜いた羚汰が、垂れたそれを稜に見せつけるように舐める。

「んっ」

その仕草がとてつもなくエロティックに見えて、稜は顔を背けてベッドに埋める。

羚汰が、少し笑って稜の髪を撫でている。
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