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NEXT 【完結】
第19章 羚汰の部屋
稜は首を振る。

少し驚いたけど、私がチューしたかった時に、羚汰もチューしたいと思っていたのが、すごく嬉しい。
羚汰に言うべきかな。

少しためらったが、言ってみることにした。

「...稜?」

「私も」

「?」

「私もあの時、チューしたかったの」

体を少しねじって、羚汰のほうを少し向く。

「へっ?...マジ?」

「私も羚汰の匂いが好き」

きっといつも私が嗅いでいる羚汰の匂いは、羚汰のフェロモンなのよ。

羚汰の首に手を回し、両脚を羚汰の片脚にかけ、体をひねってほぼ向かいあう。

「俺の匂い?」

「うん。すごくいい匂い」

そう言って、稜も羚汰の首筋を躊躇いがちだが顔を近づけて匂う。

やっぱりあの匂いがする。
柑橘系のさわかやかな中に官能的なくらりとするようないい匂い。

「...匂いに惹かれあったのかな。俺たち」


「そして、もう一つ」


「...何」

2人の顔はキスする手前。

羚汰の心臓が早く鼓動しているのがわかる。息も少し早い。
もちろん、稜も心臓がすごく早くなる。顔が真っ赤なのが自分でもわかる。


「あの時、私も...抱かれたかった」

「えっ」

「はじめてここへ来た時、羚汰に抱かれたいって、羚汰が好きだって気づいたのー」

羚汰が深く口づけしてくる。稜も口を大きくあけてそれに答える。
中で暴れたあと、舌を出して絡ませる。
お互いの目が合って、感情が昂る。

羚汰の手が、稜のパーカーを脱がせる。
稜の手も、羚汰のパーカーを脱がせる。

キスをしながら、羚汰がソファーに稜を押し倒す。

「んっ...ここで、するの?」

「待てない。...嫌?」

くすくすっと稜が笑う。

「すぐ隣だよ?」

「ここでしたいの!」

「だって、明るいしー」

テーブルの上のリモコンを数回押して、部屋の電気を薄暗くした。

「これでいいね?」

羚汰がにやりと笑って、服を素早く脱ぐ。

ソファーの上に乗ったー。





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