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NEXT 【完結】
第20章 ウワサ
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床に落ちていたスマホのアラームが鳴って、慌てて羚汰が手を伸ばして止める。
2人はまたベッドの中に戻って来ていた。
「ん。もう行かなきゃ」
激しい吐息の中、絡ませていた舌と絡ませていた体を名残惜しげにゆっくりほどいてゆく。
羚汰が計算していたのか、数分前にピークは迎えていた。
「はぁっ。もう、今日はしないかと思ってた...」
「何言ってんの。時間があれば、もう1回だってデキるよ。俺は」
腕の中でぐったり惚けている稜に、もう一度キスをする。
「うそ...」
「...試す?」
「ダメだよ。バイトでしょ」
「うん。シャワーも浴びたいし。もう時間がない。でも、行きたくないなー」
そう言いながら、また稜の胸にキスを落としてゆく。
「...んっ」
「稜、絶対、感度上がったよね?」
「...ん?そう?...ぁっ」
「ヤバイ。本当に止めれなくなる」
羚汰が慌ててベッドから起きて急いでシャワーに向かう。
「稜はゆっくりしてね。鍵あげたでしょ」
「うん」
羚汰の部屋の合鍵はさっき、最中に渡された。
でも今日は実家に帰る日だ。
しかも、動物病院の予防接種の予約を入れているので、絶対に帰らないといけない。
先代カイのことがあって病院嫌いの両親は、病院関連は稜に頼りっぱなしだ。
日帰りしようかとも思ったが、注射後のカイの容体も気になるし、当初の予定通り一泊することにした。
そのことを羚汰に言うと、いつも以上に強く激しく抱いてきた。
2日分だと言って。
「熱い...」
さっきまで交わっていた部分がまだ熱い。
布団の中でまだ余韻に浸っていたいが、稜もあまり時間はない。
手を伸ばして探るも下着が見当たらないので、とりあえずワンピースを着る。
起き上がろうとして、うまく立ち上がれずに、ベッドのそばにへたり込んでしまう。
まるで、走り過ぎたマラソンの人みたいに、足がガクガクになっているのだ。
なんだか笑えてくる。
それこそ、セックスを覚えたての高校生か。と自分に突っ込みたくなる。
でも確かに覚えたてなのだ。
今まで知らなかった。
こんなに心も体も満たされるモノがあることに。
2人はまたベッドの中に戻って来ていた。
「ん。もう行かなきゃ」
激しい吐息の中、絡ませていた舌と絡ませていた体を名残惜しげにゆっくりほどいてゆく。
羚汰が計算していたのか、数分前にピークは迎えていた。
「はぁっ。もう、今日はしないかと思ってた...」
「何言ってんの。時間があれば、もう1回だってデキるよ。俺は」
腕の中でぐったり惚けている稜に、もう一度キスをする。
「うそ...」
「...試す?」
「ダメだよ。バイトでしょ」
「うん。シャワーも浴びたいし。もう時間がない。でも、行きたくないなー」
そう言いながら、また稜の胸にキスを落としてゆく。
「...んっ」
「稜、絶対、感度上がったよね?」
「...ん?そう?...ぁっ」
「ヤバイ。本当に止めれなくなる」
羚汰が慌ててベッドから起きて急いでシャワーに向かう。
「稜はゆっくりしてね。鍵あげたでしょ」
「うん」
羚汰の部屋の合鍵はさっき、最中に渡された。
でも今日は実家に帰る日だ。
しかも、動物病院の予防接種の予約を入れているので、絶対に帰らないといけない。
先代カイのことがあって病院嫌いの両親は、病院関連は稜に頼りっぱなしだ。
日帰りしようかとも思ったが、注射後のカイの容体も気になるし、当初の予定通り一泊することにした。
そのことを羚汰に言うと、いつも以上に強く激しく抱いてきた。
2日分だと言って。
「熱い...」
さっきまで交わっていた部分がまだ熱い。
布団の中でまだ余韻に浸っていたいが、稜もあまり時間はない。
手を伸ばして探るも下着が見当たらないので、とりあえずワンピースを着る。
起き上がろうとして、うまく立ち上がれずに、ベッドのそばにへたり込んでしまう。
まるで、走り過ぎたマラソンの人みたいに、足がガクガクになっているのだ。
なんだか笑えてくる。
それこそ、セックスを覚えたての高校生か。と自分に突っ込みたくなる。
でも確かに覚えたてなのだ。
今まで知らなかった。
こんなに心も体も満たされるモノがあることに。
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