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NEXT 【完結】
第21章 電話とリアル
次の日の朝、両親にはやることがあったので早く帰ると言い残して、7時すぎの電車に乗った。

LINEなどで逐一連絡を取っていたので、エレベーターを降りたら、羚汰が笑顔でドアを開けて待っていた。

その首に手を回すようにして、胸に飛び込む。

「羚汰っ!」

勢いがついて、ドンっと言う音がした気がした。

「おかえり、稜」

そう言いながらくすくす笑っている。

「?」

「またタックルされた」

「!?」

よく見ると、ドアの枠の部分に羚汰を押し当てている。
抱きついた時に、そこにぶつけてしまったのだろう。

「きゃ、ごめん!」

そう言って、体を離そうとするも、羚汰に手を引っ張られてまた胸の中に戻る。

「稜になら何度でもタックルされていい」

そう言いながら、耳や首筋にキスをする。
自然に2人の体がするりと玄関に入り、ドアが閉まる。

見つめあってキスを交わす。
暖かい舌が、稜の中にねっとりと入ってくる。
稜も強く差し出し、お互いの舌を絡める。

熱いキスを交わしながら、稜のカバンが落ち、マフラーがほどかれ、コートが脱がされる。

羚汰がゆっくり手を這わせて足元に膝まづき、タイツ越しの足にキスを落としながらブーツを脱がせる。

その動作がひとつ行われる度に、稜の体に電流が流れたようになる。

「...はぁっ」

ブーツが脱げると、羚汰が立ち上がってきて、また抱き合ってキスをする。

キスをしながら、稜のお尻から下に向けて両手で撫でていた手を、太ももにしっかりとかけ、下から持ち上げる様にして自分の体に纏わせる。それから、手を腰の辺りでしっかり回してホールドした。

「んっ!」

「そのままじっとしてて」

稜は羚汰の肩に手を回してしがみつく。キスをしながら、部屋を通って寝室に向かい、ベッドにゆっくり押し倒された。

「...重くなかった?」

「思ったより、重かったー」

「えっ」

羚汰がにやりと笑って、稜のセーターを上にしてキスを落としてゆく。
ブラのホックを外し、露になった胸にもキス。

羚汰も上のスウェットを脱ぐ。

羚汰の柔らかな肌が、自分の肌に触れる度にそれだけで愛撫に近いような感覚が走る。

「...一日ほど会えなかっただけで、会えないと思っただけで、すげーー会いたかった...」

そう言いながら、稜の胸のあらゆるところにキスを落としてゆく。
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