パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第21章 電話とリアル

「んっ」

キスをしながら羚汰の片手が、稜の中心をそっと撫でる。

十分に蜜を纏っていることを確認すると、片足ずつももを大きく持ち上げてそこを露わにしてゆく。

ふと何かを思い出したようにして、そこへ顔を近づけると舌を出して蜜が溢れるそこに音を立てて吸い付いた。

「はぁあんっ」

大きな音を立てながら、何度か大きく往復を繰り返す。

稜は思わぬ刺激に体が大きく波打つ。

「...仕返し」

にやりと笑って口元をぬぐいながら、羚汰が上がってくる。

その姿に、また稜は背中がぞろりと何かが伝ったように感じた。

腰が掴まれたと思ったら、ずずずっと羚汰が奥まで入ってきた。


「...んうんっ！！！」

「はっ...口。またつむってる」

大きく律動を繰り返しながら、また指を稜の口の中に入れてくる。

「んはぁあっ...あっ....あぁっ」

「イイね。もっと聞かせて」

羚汰の指を噛み千切ってはいけないと思って、口を開けたまま喘ぐ。
そのためか、口からは結構な量の唾液がこぼれる。

「...ぁっ...はぁあっ...あぁっ」


「指、抜いてほしい？」

苦しそうにあえぐ稜の口の周りを舐めながら、羚汰が囁く。

小刻みにうなづく稜。

「抜くけど、閉じちゃダメだよ」

そう言いながら、腰を深く押し付けた。

「あぁっんっ！！！ぁんっんあんっ」

「...とりあえず、合格かな」

そう言うと、稜の体を抱きしめたまま体を起こしてゆく。

稜の好きな対面座位のカタチへ。

「...んっ」

体にしがみつく稜の髪を、羚汰が横へ上げる。

「好きでしょ？」

少し羚汰が腰を動かすと、ナカがぐっと締まる。

「はんっ」

まずはゆっくり羚汰がベッドのスプリングを使って、体を動かしてゆく。

「んっ、んんんっ、んっうっ、んっんうんっ」

羚汰は目の前で揺れる濃いピンクの頂に吸い付く。

舌で包み込むようにして弄ると、もっとナカが締まってゆく。
もう片方の手でもう一つを摘まむ。

「やっんっ、はぁあんっ、いいっ、んぁんっ」

「...稜も、動かせる？」

慌てて首を横に振る。

「動かせるよ。ほら、動かして」

そういうと、羚汰が動くのをやめてしまう。

稜は戸惑いながら少しずつ腰を前後に動かしてゆく。

「...んっ、....はんっ」

「イイよ。そのままやめないで」