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第22章 カップルとしての初デート
「稜、手をあげて?」

後ろからそう声をかけられて振り向くと、羚汰がネグリジェを持っていた。

「ほら、バンザーイ!」

その様子がなんだかおかしくて、笑いながら万歳する。

羚汰が着せてくれるらしい。

柔らかい生地と肩の紐などに苦労しながらも、羚汰が着せてくれた。

「ありがと」

「なんか、キツいね。こんなもん?」

羚汰が背中側に回って、肩の紐が回転しているのを直している。

「ううん。これSサイズなの」

日曜日に買い物に行ったときに、色々な下着屋さんやデパートなどに行って探した。
最近はモコモコした厚手のものが多く、ボタンのものが少なかった。なかなか羚汰の言うようなものがなかった。
やっと見つけたこれは、夏物のセールも終わって隅っこに追いやられ売れ残っていた。

「勿論もう他のサイズもなくて。ワンサイズ小さいけど、仕方ないかなぁって」

「それで、こんなにおっぱいが溢れそうなんだね」

後ろからまた羚汰がネグリジェの上からではあるが、胸を触ってゆく。

そんなに大きくもない稜の胸が、生地からこぼれそうになっている。

「んっ。やっぱりSはダメだったかな」

「ダメじゃないよ!すげーいい!!」

「ぁっ...」

羚汰が両方の胸の膨らみを指で生地越しに軽く摘んだ。

そのまま両手が、稜の体をゆっくり這ってゆく。

「...んはぁ」

「すっごく肌触りもいいし、めちゃエロい」

ネグリジェの裾までを撫でて、左ももに止まっているショーツに気づく。

稜が手を掛けようとすると、羚汰が手で止める。

「これも俺が」

そう言うと、稜の体をゆっくり押し倒す。

膝を立てて、左もものショーツをそのままゆっくり上にあげてゆく。

羚汰の手が太ももを柔らかく触ってゆく感触に、稜の体がびくりと反応する。

「はぁっ...」

目を閉じてその感触を味わう。

羚汰の息も感じ、着せられているのではなく、脱がされているかのように錯覚する。

「...んっ」

「稜。腰、あげて?」

羚汰もそれを感じているのか、声が囁くようだ。

ゆっくり腰をあげると、羚汰の指が体を泳いで、腰の右で紐を結んでいる。

そこに触れられはしなかったが、稜は蜜が垂れてしまうのではないかと思うほど濡れてきているのを感じた。

「はぅん...」

「はい。結べたよ」

稜はゆっくり腰を下ろした。
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