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第24章 恐怖の女子会
はじめは、麻衣も笑顔でかわしていたのだが、あまりのしつこさにキレかかっているらしい。

「麻衣、タイプじゃないのに!こないだなんて!!」

麻衣が会話を持って行って、稜は助かる。

そーいう麻衣は、話によると、グループ内のユウキが気になるらしい。

「私もなんですけどね」

と里奈がこっそり教えてくれる。

稜は、あの時のメンバーを思い出す。
確かにユウキはモテそうなタイプで、リーダーは、稜が言うのも何だが、麻衣が言うようにねちっこくおっさんぽかった。

「桃香ちゃんは、あの時の幹事さんと何かイイ感じらしいですよ」

確か、桃香の中学生時代の友人とかでコンパになった筈だ。コンパの為に連絡取って、久しぶりに再会してー。

「瞳ちゃんは?」

「あー、高崎さん、知らないんですよね。瞳ちゃんは、ダンス関係の彼氏と、ずっとくっついたり、別れたりなんですよ。今回は本気で別れたって言ってたんですけど」

皆、この数週間で色々あったんだ。

「クリスマス前ですからねー」

稜がこそこそ里奈から情報をもらっている間、数子は麻衣に説教をしていた。

「そら、その財布返しなさい!そんなの貰うからよ!」

「えー!だって、くれるってゆーからぁ!!」

どうやら、ブランドの財布をそのリーダーから貰ったらしい。

数子さんの説教もあまり効果はなさそうだ。

「そーゆー数子さんも、若い頃はそーしてたでしょっ!」

麻衣ちゃん!!

とそのテーブルについていた誰もが思ったが、遅かった。

数子は、昔、バブルの全盛期を過ごした人で、本人いわく伝説がいくつもあるらしい。その話になったら、止まらないのだ。最近はみんなで協力して、そっちに話が行かないようにしていたのだが。

「私が若い頃はね...」

始まってしまった...。
麻衣もやっと気づいたらしく、可愛らしく舌を出している。

苦笑しながらも、稜は自分の事から話が逸れて少しほっとしていた。
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