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第26章 溺れる
「はぁんっ...あっ、まってっ」

稜は、中心を弄る手になんとか指を絡めてそこから離してゆく。
体をひねって顔を羚汰の方へ向き、なんとかしゃべりだす

「んっ、きゅうっけいっ....休憩させて?」

「んー」

羚汰がしぶしぶ手を離してゆく。


「...そーいや、喉かわいた。稜も何か飲む?」

「うん。お願い」

「冷蔵庫、見てい?」

「...うん。でも今冷たい飲み物、牛乳ぐらいしかない」

2人とも汗だくで温かい飲み物というカンジではない。
飲みかけのココアがテーブルにあるが、温め直す気になれなかった。

「俺牛乳好きだから、牛乳貰う。稜は?」

「んー」

喉がカラカラなので、温かい飲み物もどうかと思ったが、冷たい牛乳もあまり気が乗らない。

迷っていると、全裸の羚汰がコップ片手に戻って来て、部屋の中央で仁王立ちで牛乳を飲みだす。

「っちょっ!」

「...ぷはー。やっぱり牛乳はこうだよね~」

目のやり場に困って、稜がベッドに顔をうつぶせる。

「何照れてるの?まだ慣れない?俺のハダカ」

ベッドの縁に羚汰が座って、悲しげな声を稜にかける。


「だって...」

顔をあげたところへ、羚汰の顔が近づいて顔を掴まれ唇を合わせる。

「!!!」

口移しで牛乳が入ってきた。

びっくりして、少ない量だったが半分が口からこぼれてしまう。

慌てて羚汰がそのこぼれた牛乳を手と舌でぬぐう。

「ちょっと。ちゃんと受け取って」

「だって、びっくりして」

ティッシュでも拭いてなんとかベッドにはこぼれずにすんだ。

「はい。じゃあ、もう一回ね」

有無を言わせず、羚汰が口移しをしてくる。

稜はこぼさないようにと必死で受け止めた。

それでもいくつかはこぼれてしまう。

また慌てて羚汰がその先を舐める。

「んっ...」

「うっわ~。超エロい。白いから余計だね」

「...もうっ」

悪いと思ったのか、ティッシュを持って台所へ行き少し湿らせて戻ってきた。

「はい。これで拭いて」

「ん...」

「それより、何飲む?水ないの?」

「うん。切れてるの。買いに行かなきゃ」
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