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第27章 親友2人の反応
羚汰から大量に降り注がれる愛情が心地いいのは事実だ。
体を求められるのも稜の気持ちがよくなることが最前提で、本当に嫌がることはしないし強要されたこともない。
徐々に、羚汰仕様に開発されていゆく自分の体が嬉しくて楽しみでもある。

「今までのと全然違って、戸惑うことも多いけど。新しい自分が発見出来て...その、毎日がスゴク充実してる」

「...愛されてるんだね」

顔を赤らめて話す稜を見て、2人とも大いに納得したらしい。

「稜はさ、いっつも考え過ぎなのよ。恋愛は楽しまなきゃ」

「うん...」

色んなことを気にしていても仕方ない。


「で。どうなの?ソッチのほうは??」

一番聞きたかったのだろう、千夏のお尻がうずうずしているのがよくわかる。いつもは諌める有希子も何も言わないところをみると、気になっているのだろう。

「ん...まあ、...相性はいい...かな」

どう返答していいやらわからず、かろうじてそう答える。
顔が真っ赤ななのが自分でもよくわかる。

隣の家族連れに聞こえてないか気になって見てみるも、ちびっこたちはおもちゃ遊びに必死で、親は何か相談事を真剣にしている。

「いやん!羨ましいっ!」

「若いから肌とかも気持ちよさそう」

「肌とか以前に、やっぱり断然スゴいんじゃない?だって、隣から音が漏れてるときだって相当激しかったんでしょ。実際はどうよ?」

真っ赤になって返答に困っていると、有希子がダメ押しをしてくる。

「そりゃ朝までヤってたぐらいだからね。相当なんじゃない?」

「キャー!そうよねそうよね!!で、どのぐらいの間隔なの?」

「向こう若いんだから、そりゃ毎日でしょー。部屋も隣だし」

「いやん!毎日朝までヤりっぱなし?」

2人の暴走がどんどん加速する。
稜は慌てて2人を制止する。

「そんな、2人が思ってるようなことないから!毎日じゃないし、毎回朝までじゃないし...」

「ほぼ毎日?ほぼ朝まで??」

「...」

「あら。否定しないよ?そういう事みたいね」

「はぁ。羨ましい~」
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