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第29章 高崎家
稜は裸で寝ころんだまま、着信履歴から電話をかける。

羚汰はシャワーでも浴びるのか、部屋を出て行った。

リビングにいって電話しようかと思ってたけど、羚汰が気をきかせてくれたのかな。

何度目かのコールで、やっと母親が出る。
さっきまで電話しまくって来ていたのに、何をしているんだか。

「もしもし、稜!?」

「ごめん。今起きた。どしたの?」

「やっぱり寝てたんでしょー!!そーじゃないかと思って電話したのよ〜!!」

いつもテンションが高めの母だが、弟夫婦がいるからか、いつにも増して賑やかだ。

「で、何時の電車で帰るの?」

「は?昨日言ったじゃん、ランチに間に合うように11時過ぎに...」

「もうちょっと早く帰ってこれないの?」

いつの間にか、羚汰が戻ってきて、布団の中でうつ伏せになっている稜に抱きついてきた。
ペットボトルの水が枕元に投げられている。

「ひゃっ...」

「...稜?」

羚汰の指が稜の胸を弄りだして、うなじに舌を這わせている。

「なんでもないっ」

「今から電車に乗れば、一旦家に来れるじゃない」

羚汰の指が、稜の中心に向かう。
稜は、必死に抵抗する。

「...え?...っ!...何が?」

確か、稜は駅に父親が迎に来て、直接カニ専門店に行くようになっていたはずだ。

「だから、家に寄ってから皆で行けたらなって」

羚汰の指が、激しく暴れて逃げようとする稜のそこへ到達する。

「!!!」

「ちょっと、稜?聞いてるの?」

「...っ!!」

羚汰の指が軽く往復したと思うと、するりとナカに差し入れられた。
激しく水音もして、そこがよく濡れているのがわかる。

「稜?」

稜は、体をひねって羚汰を睨みながら、与えられる快楽に必死で抵抗する。
2人はいつしか横に並んで寝て、羚汰が後ろから手を伸ばしていた。

「っ、ちょっとっ、今、洗濯干しててっ」

「洗濯?」

「んっ、...そうっ!!」

羚汰が、ナカにある2本の指をリズミカルに動かし出す。

「あんたまた洗濯ため込んだんでしよ。だから、洗濯は毎日したほうがいいって、母さんいつも言ってるじゃない」

稜は、スマホを少し顔から遠ざける。

「りょったっ、お願いだからっ」

小声で羚汰にお願いをする。

「...なんのこと?」

羚汰が耳元で妖しく笑っている。
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