パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第30章 不安な気持ち

「ぁああっんぁあっっ、...ぁああっ！！」

稜が果てると、羚汰が少し緩める。

「...やめないでぇっ、もっと、もっとぉ！」

稜がまだヒクつく体を自分から動かして、羚汰を求める。

「わかった。もう止めない。...もう止まらないよ？」

「めちゃくちゃにしてぇっ...」

羚汰が腰を進めて、稜の上に体を乗せる。

「んぁっ！ぁああっんんんっっ！！」

腰を奥へ奥へと突き進める。
稜の体に電気が走ったように、強い快感が広がってゆく。

「ぁあっあっんっ、あっあっああっあっあんっ」

息をつく間もないぐらい繰り返される応酬に、稜は体をよじらせて激しく喘ぎ続ける。

「ああっあっんんんっ...んぁっあぁあっっ！！」

今度は、稜がイってもとまらない。

うねりまくる稜のナカをなおも激しく突き上げてゆく。

「ひゃぁあっんっ、あぁっ、...んっあっあっああっ」




何度も何度もそれが繰り返される。
稜は何度も絶頂を迎えて、もうわけがわからなくなってきていた。

部屋がすっかり明るくなって、２人の淫らな姿がはっきりしても、それは続けられた。

「ぁあああっ、もうっ、もうだめえっ！！」

稜はもはやその言葉を繰り返しながら、それまで以上に体を悶えよじらせ、抱きついた羚汰の腕の中で跳ね続けていた。
シーツが２人の体から溢れる汗でぐっしょり濡れている。
羚汰の髪は、ふわふわしていたもハズが汗で後ろによけられている。

「まだっ、まだ止めないよっ！？」

「おかしっくうっなっひゃっううっっ！！」

「ぅうっ！...なるんでしょっ！」

「ぁああっぁああっあーーっ、ぁあっぁあああ！！」

もう何度目になるかわからないほどの絶頂を迎えると、羚汰に唇を奪われる。
舌で稜の口の中も這いずり回り、痙攣を続ける体を落ち着かせてゆく。

体に巻きつかせた腕をほどくと、足を持ち上げるようにして稜の横に腕を突く。
より稜の奥を狙って体を深くかき混ぜるように沈めてゆく。

「くうっ...」

「...っっ！！！」

稜はもはや声が出ないほどになっていた。
体を大きく反らせて、羚汰が与え続ける律動をその身に受け続ける。

「...ぁ...ぁっ...あっ...ぁっんーーーあっ！！！」

そのまま稜が果てると、羚汰もその激しくうねる稜のナカで力尽きる。

「...ぁあっ...くぅうっ！！」