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第34章 羚汰side★
「ん?それって、ヨクなかったってこと?」

気持ちよかったという言葉が聞きたくて、意地悪な聞き方をしてしまう。

手を顔に近付けて背ける稜の顔を掴んで、覗き込む。

「...どこがダメなの?言って?」

「...ダメじゃないっ。凄く...気持ちよかった...」

真っ赤な顔で躊躇いがちにそうつぶやく稜が可愛くて、また抱きしめる。

「んぁっ、羚汰ぁんっ」

繋がったままのカラダが、また稜のナカを突き立ててしまう。

「ごめん...。一旦ヌクね」

ゆっくり稜の中から退いて、処理をすませる。


まだ少し息の荒い稜に後ろから抱き着いた。

「んっ...今、何時?」

「んー?6時45分ぐらいかな」

稜の体から少し残念そうな気配が伝わる。

「どうしたの?余裕で間に合うでしょ?」

「ん...お弁当、作る時間があんまり無いなと思って」

また弁当の心配をしている。

ここの所、あまり弁当が作れてないからか、どうやら今日は作りたかったらしい。

「わかった。じゃ、稜が会社行く用意してる間に俺がなんか作るよ」

「ほんと?」

「たまにはね」

「ありがとう」

そう言って稜が振り返ろうとする。

「ちょっと、振り返ったらまたスルよ?」

体を起こした稜が、慌ててまた背を向ける。

ほんと、こういうところが堪らなく可愛い。

どっちみち、襲おうと思ってたんだけど。

あと15分あったら、もうちょっとなんか出来るでしょ。

「少し、寝よ?」

稜の胸を掴むようにして抱き寄せて首筋に唇を寄せる。

「きゃっ」

指先で、胸の先をゆっくり弄ってゆく。

「ん?寝ないの?」

「...ぁっ、だってっ、んんっ」

まだ敏感になっている稜が、少しの刺激で悶えている。

「ああ、ごめん。つい、ね」

ワザとなんだけど。

「もうっ」

そう言って、羚汰の手に指を絡めてシーツに押し付ける。

やべえ。こんないちやいちゃしてたら、また元気になっちゃう。

「...羚汰」

「ん?ごめん、もうしない」

叱られるよね。そうだよね。もうしません。

指を絡めたまま、稜が半身こちらを向く。

「...シタくなっちゃった。責任とって?」



はい。喜んで。
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